仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

米沢市のコワーキングスペース「スタジオ八百萬」さんでイベントしてきました

5/13(土)、山形県米沢市コワーキングスペース「スタジオ八百萬」さんにノラヤ管理人が出張して、イベントやってきました。オーナーの山田さんには大変お世話になりました!

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昼の部と夜の部がありました。

昼の部は、コーヒー好きのための「いろんな豆を持ち寄ってコーヒーを入れっこして飲み比べる」会。

そうしたらなんと参加者のみなさんがお菓子も持ち寄ってくださって、しかも手作り率高い!スイーツバイキングのようにお皿に山盛りになったお菓子とともに、いろんなコーヒーを楽しみ、いろんなお話をしました。

コーヒーを自分で焙煎している方もいて、緊張しつつ、私は大好きなCafe de Ryubanの「杜の都ブレンド」を淹れたのでした。

 

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夜の部は、ノラヤでいつもやっているたこ焼きJelly!を開催。

ノラヤからたこ焼き機や材料や飲み物を持って行き、いつものように作って、次々焼いて食べました。でも、変な具は入らなかったです。差し入れでおいしい日本酒もいただき、たくさん飲んで食べて喋って楽しい時間を過ごしました。余興でノラヤの紹介プレゼンもさせていただきました。

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 昼の部の時は、「むなかたさんとお話がしてみたくて!」と、わざわざ忙しい合間に立ち寄ってくださった方もいて、なんだか恥ずかしいやら申し訳ないやら。私、コミュ障で喋れないんですよね…雑談能力がなくって。特に女性と喋るのがすごく苦手なんです。必死で脳内で「しゃべらなきゃしゃべらなきゃしゃべらなきゃ」と思ってパニクって結果的に黙り込んでました。

たこ焼きの時はお酒も入ったので空気読まず呂律も回らないまま喋ってました。はるばる気仙沼から応援に駆けつけて夜の部に参加してくれた赤畑さん、ありがとうございました。おかげでちょっと緊張がほぐれました。

 

 

今回のイベントをして思ったのは、個人運営のコワーキングスペースって、オーナーさんによって、これだけコミュニティが違って来るんだなぁということ。コワーキングスペースって設備などのハード面は規模の違いはあるとはいえ、ある程度は共通になってくると思います。でもソフト面、集まる人のコミュニティはスペースの数だけあるのではないかと思いました。

スタジオ八百萬さんでお会いした方々は、ノラヤに集まる人たちと180度くらいカラーが違って、出て来る話題もうちでは出ないことばかりで、なんというか色々びっくりでした。もちろん、職業も年代も違って多様な方々なんですけど、何か共通の点があるように思えてなりませんでした。

そしてそれはきっと、オーナーの山田さんが持っている何かに惹きつけられているということではないかと思います。

翻ってみると、ノラヤも、やっぱりそうなんでしょうね。

ノラヤに来る人の共通点を考えてみると、「ちょっと道を外れた人」「好奇心旺盛」「アカデミックな話題が好き」「高学歴なくせにへんなことが好き」「面白いこと楽しいことは夢中になって追求」………って、やっぱり、そのまんま、私ですね。

 

田中さんのCW理論を思い出しますけど、スタッフがたくさんいて設備も申し分ないコワーキングスペースに零細スペースが優るとしたら、やはりコミュニティの部分。

でも、うちのコミュニティの特色ってなんだろう?って、ぼんやりとしかわかってなかったです。

今回、他のスペースに行ってそこに集まる人たちと過ごしてみて、ああなるほど!と、違いを実感しました。

おもしろいですね。自分のスペースを知るためには、他のスペースで店番するの、すごく有効です。

 

スペースのオーナーが他のスペースで過ごすメリットはこちらにも詳しく書かれております。

blog.coworking.tokyo.jp

 

オーナー自身にいろいろな気づきがあるという面だけではなく、とにかく単純に「楽しい」です。イベントがマンネリ化してる時に、他のスペースの方がいらっしゃるとなると、やっぱり、興味をひきます。他のコワーキングスペースの様子なども伺うことができますし。

今回のイベントで興味を持って、久しぶりにスタジオ八百萬さんに来たという方もいらっしゃいました。久しぶりの来店のきっかけになれたというのは、すごく嬉しいです。

出張イベント開催でも一日店長でも、他のスペースに行ってそこのコミュニティの方々と交流するのは、ほんとおすすめです。コワーキングスペース運営者の方は一度はやるべきだと思います(断言)。コミュ障でもなんとかなりますよ!

 

そして来月には、「スタジオ八百萬」のオーナー山田さんが、ノラヤに来てイベントを行う予定です!一体どんなイベントになるのでしょうか。

好奇心旺盛なみなさん、ぜひ来てくださいね。

 

コワーキングスペースは儲かるのか?2017年4月の売上報告

4月はあっという間に終わったように思います。臨時休業も多かったし。

先月の売り上げは26,800円でした。

 

sendaiworkspace.hatenablog.com

 

4月の売り上げは、 37,350円です。

超久しぶりにたこ焼きの会をやりました。美味しかったし楽しかったですねぇ。おなかいっぱいになりました。

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それから、急に増えたのが「ミシン使いたいんですけど」という方。

こちらのサイトに載ったのでいらっしゃるみたいなんです。

宮城県のおすすめミシンレンタルサービス&スペース | レンタルミシン比較ランキング

※どこが管理しているサイトなのか……連絡先が書いてないんですよね……

たしかに、仙台で格安でミシンが使える場所ってノラヤしかないんです。ただ、ミシン利用の場合、しまってあるミシンを取り出して場所を用意するのに時間がかかるし、管理人が使い方をレクチャーしたあとサポートする必要があります。ですのでミシンを予約制にし、初回レクチャー料をいただくことにしました。今は実質、作りたいものについて私がサポートする感じですが、いずれ簡単なキットを作って、てぶらでミシン体験できるようなコースもあったらいいかなと思ってます。

そういうわけで売上は先月より増えましたがたこやき分だけですかね。相変わらずコワーキングスペースは儲かりません。

 

 

コワーキング関連としては、4/4にコワーキングスペース運営セミナーがありまして、リモート参加しました。

coworking.doorkeeper.jp

パネルでは、リモートワークに関する3人のお話の中で、株式会社54の山口豪志さんの発言が一人だけ違う視点ではっとする言葉が多かった印象です。田中さんの「うまくいかないコワーキングスペース運営者がつい使っているNGワード」は刺さりまくりました。「うまくいかない」ってどういう定義なんでしょうね。利益が出ていなくてもうまく行っていると思っている運営者はたくさんいるだろうし、結局運営者のマインドを前向きに保てば「うまくいってる」ってことなんでしょうね。そういう意味ではやはり、ノラヤはうまくいっておりません。NGワード言わないようがんばります。

さらに4/14-16は東京に行ってきました。運営セミナーでお話を聞いて行きたくなった、池袋のOpen Office FORESTにお邪魔しました。

co-forest.com

なんで今まで行かなかったんだろうと思うぐらい、便利なところにあって土日もオープンしているという素敵なスペースでした。より便利に快適に使ってほしいという、オーナさんの心づかいが生んだ空間の様々な工夫は、学ぶところがたくさんありました。実際に利用してとても居心地がよかったです。(ここでいいなと思ったパーティション、さっそくノラヤにも導入しました)山内さんとも運営者トークができて、とても楽しかったです。おもいがけず東北つながりも!

そしてHanareさんできりたんぽを食べるイベントもやってしまいました。といってもほとんどの調理はあるじの新妻さんにおまかせしてしまったのですが。仙台からぎばさと地酒(山和)も持って行きました。まったりしていろんな方にお会いできて、楽しいイベントでした。はじめて訪問するHanareさんは本当に住宅地の一軒家で、お友達のお宅にお邪魔している気分が新鮮でした。お向かいの銭湯松の湯も最高にいいお風呂でした!また行きたいです。

 

さて、諸事情によりノラヤはただいま運営体制を見直すため一時閉店中です。予約のみで営業しています。イベント・貸切はもちろん「この日利用したいんですけど」というご希望は、問合せまたはFacebookページ宛のメッセージでご連絡ください!

コワーキングスペースは儲かるのか?2017年3月の売上報告

新年度ですね。そろそろ、もろもろ始動。わくわくしてきます。売上も増えればいいなと思います。さて、先月、3月の売上報告です。

26,800円です。

お客様がいらっしゃった日は8日、オープン日は13日。ノラヤで人に会う確率は61%。

売上、今月は先月より下がって少ないです、当たり前です。イベント全然やってないですから。正確にはやりましたが、屋外でくんせいをやるというイベントなので芋煮と同じく別会計になってます。ノラヤとしては収入にならないけど、楽しいので、この手の「ノラヤを飛び出してイベント」は今後も積極的にやっていきたいです。

noraya-sendai.net

卒業式とか入学説明会で臨時のお休みを連発しておりました。すみません。個人的に息子の高校受験というでかいイベントが終わりました。もう義務教育は終わったので親が飛び回ろうがなんだろうか自力で勉強してくれと思ってます。

15年近く、子供が生まれてから、ずっと停滞した不自由な気分を味わっていました。耐える日々はおしまい。まずは、動きたい。出会いたい。

未公開ですが、Hanareさんとスタジオ八百萬さんに行く予定。

酒田のUNDERBARにも行きたい。神戸にも行きたい。盛岡もいかなきゃ。

ノラヤで店番を募集しはじめたわけ

ノラヤで、店番を募集しはじめました。

noraya-sendai.net

いまのところ応募はありませんが、そういう姿勢を見せるのが大事だと思っています。

店番募集してみようかなと思った理由を書いてみます。

 

1. 私が気づかない、改善可能なまずい点、至らない点に気づいて指摘するか直してほしい

まずいのは毎月数万の赤字なんだけど、それはどうしようもないとして。

「運営者側」に私以外の目線が入ることで、ここはこうだったほうがいいよ、というちょっとしたことに気づくこと、多分いっぱいあると思うんです。

例えば、私は「汚い」と感じる閾値が人より高くて、掃除が大嫌いなんで、死なない程度ならいいと思うレベルにしか掃除しないんですね。自覚はしてるのでノラヤは自宅より1000倍綺麗です。でもセンサーがないから気づかないこともある。そういうの、店番した人に指摘されて「はっ、そうか」と思うことがありました。

ただ、勝手に整備しすぎてオペレーションに支障をきたすのは困るので、指摘するかほどほどの改善にとどめて欲しいです。綺麗好きの人が自分の使いやすいように整理してしまって、使いにくくなっただけでなく、ものがどこにあるかわからなくなり、買い直してしまったこともありました。そういうのは困ります。

2. 私が気づかないノラヤの活用法に気づいて欲しい

そしておそらく、運営側に回ると、こうすればこんなことできるのに、こういう活用法も可能、ということ、私の思いもよらないことが見えると思うんです。

ぶっちゃけ今のノラヤはイベントがマンネリです。宴会かサイエンスバーか貸切か。

他のコワーキングスペースのイベントも参考にしてます、もちろん。でも、やりたいけど、設備が……やる人が一人じゃつらい……そんなのばっかです。

私が、目先の利益を優先して、ぱっともうかるものばかりやっているのも悪いのかもしれませんが。

3. 私が外に出ていろんなことを吸収してまわりたい

正直、この3つ目が大きいです。

「お店」を構え、ひとつのところにじっとしていて、ひたすら動けず「待つ」体制。

これ、実はすごく苦手な行為だと、3年たって、実感しております…いや、あの…気づくのがおせーよ。自宅に閉じこもっているのも苦手で、旅も大好きな私なのです。放浪体質。でも「店」を持ってしまったら動けない。時間も場所も拘束される。

我慢すれば……と思いますけど。動けない、出会いが少ない、視界も動かないと、自分の世界が狭くなっていきそうで怖いです。考えが居付いてしまう。新しいものに面白いものに触れたい。できれば私も他のコワーキングスペースを使ってみたいし、できれば昔のクラウドガーデンのように、他のコワーキングスペースの店番もしてみたい。今思うとあれはとても良い経験でした。

だから、可能なら店番を誰かに頼んでいろいろ吸収してまわりたいです。

仙台にできたコワーキングスペースワークスペースで、まだ行けてないところがあるんです。行ったことがあるところにもまた顔だして「最近の空気ってどうなんだろう」と感じてみたいです。

4.「自分でやってみたい」と相談に来る人にチャンス提供

ほんの数回ですが「スペースを自分でもやってみたいのでどういう経緯でオープンしたかどうやって運営するのか聞きたい」という問合せがあったんです。もちろん個人の方です。

そういう方に、「じゃぁ、体験してみます?」って言えるじゃないですか。

 

というわけでむりくり、理由を説明してみました。

これまで、私はノラヤは自分の好きにできるスペースであって欲しいので、他人の介入はできるだけ避けたいと思っていたんです。

ちょっと考えが変わったのは、東京神保町で未来食堂というユニークな食堂をやっている小林せかいさんの本を読んでからです。

 

未来食堂ができるまで

未来食堂ができるまで

 

 この食堂の面白いシステムの1つに「まかない」と言って50分お手伝いしてくれたら1食サービスというシステムを導入してます。1回以上お店に来たことがあるひとなら、まかないができるみたいです。別に飲食業経験とか接客能力とか関係なく。えーそれって大丈夫なのと思ったけど、いまだに続いているということは大丈夫なのでしょう。

思い切って誰かに一部委ねてみるというのも、必要なのかもしれないと思いました。

 

店番やってみたい人のご応募お待ちしてます。

 

コワーキングスペースは儲かるのか?2017年2月の売上報告

3月です。のんびり営業の日々です。先月の売り上げ報告をいたします。

29,900円です。

先月よりはちょい増えたものの、少なっ!!!!また3万円を割ってしまいました。

オープン日は通常のオープンが13日、土曜オープンイベントが2日、うち来客があったのが11日。貸切の収入がありましたのでありがたかったです。

 

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※写真は、2/11(土)のがんばるサタデーのカレーの模様です。久しぶりにカレー作りました。

通常ならは、二週間に1回はイベントをしているので、企画しなければ!告知しなければ!買い物しなければ!レポート書かなければ!収益計算しなければ!と、これでもバタバタしています。でも、ここ2ヶ月はイベントもがんばらず、だらだら。

このまったりペースに慣れてしまって心地よくて、これで一日5人来てくれたらいいのにとか勝手に妄想しています。

管理人の家庭の事情により、まだまだイベント予定が立てられません。春だし、いろいろ、やりたいんですけどね。

そんな中、ひとつだけ予定が決まりました。ノラヤサイエンスバーの拡大版です!5/27(土)。時間や場所、テーマ、など詳細は未定ですが20人くらいで開催しますのでみなさん予定をあけておいてくださいね!

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2017年2月時点での仙台のコワーキングスペース一覧

またちょっとコワーキングスペース界隈が変わったので。一覧を作ってみました。

トキワソーホーは3ヶ月でなくなっちゃいましたね。仙台コワーキングスペースzenはなくなったともなんとも言ってないのですがFacebookも更新されてないしドメインも失効しているのでなくなったと判断します。 

一年前と比べてみるとTHE6と勉強カフェができたのはけっこう大きいかなと。

THE6は建築会社が作っていてコワーキングスペースとシェアオフィスと居住空間とイベントスペースが全部いっしょになっていて、しかも綺麗でオシャレという、正直私にとって理想の空間です。ノラヤがなかったら会員になっている。

勉強カフェも、便利な場所にひっそりできたすごく綺麗で静かな場所で、集中して個人がもくもくと勉強したり作業したりするには理想的な場所だと思います。

そんな中でノラヤは相変わらずダラダラしてます。誰も真似しようとしないこんな場所。とりあえず仙台に真似する人はいない。果たして社会的価値はあるのか。

答えは何年たっても出ません。

コワーキングスペースは儲かるのか?2017年1月の売上報告

インフルエンザで寝込み一週間閉店を余儀なくされました。

こんばんは、先月の売り上げ報告をいたします。

28,370円です。

少なっ!!!!

3万円を割ったのは2015年8月以来1年5ヶ月ぶりです。

オープン日は通常のオープンが12日、うち来客があったのが9日。貸切が1日ありました。イベントはありませんでしたね。ドロップイン利用者は先月に比べると多かったのですが、イベントが皆無というのがやはり厳しい売り上げにつながりました。

仕方がないですね。春が待ち遠しい。明るく楽しい春が来ますように。

 

今月は、ノラヤをTBCラジオで紹介していただくいう出来事がありました。

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なかなかめったにできる体験ではありませんでした。居合わせたお客様もいいかんじに入ってくれてとてもありがたかったです。

でもそれでウェブのアクセスだけが1日だけちょっと多い以外は特に変化はないです。

ノラヤは相変わらずとても厳しい経営状態です。ノラヤを支援したい!スポンサーになりたい!などという奇特な方がいらっしゃったら管理人にご連絡ください。月額会員という形でぜひ。

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