コワーキングスペースは儲かるのか?2016年8月の売り上げ公開
2016年8月の売上を公開します。
32,000円です。
がたっと落ちましたね………
オープン日は14日、うち1日イベント、利用者18人(複数回来訪を除いた純粋な訪問者数:14人)。利用者が20人を切ったのは2015年の1月以来、正式オープンして以来2番目に少ない数字となりました。
オープン日は決して他の月と比べて激減したわけじゃぁないんですよ。 ドロップインが激減しました。利用者が来なくなりました。お客様がいらしたのは日数にして8日だけです。
さらに、イベント1回しかしてませんからね…
ただ、前に書いたように、8月は自分のやりたいことに向き合っていたので、充電期間として捉えていました。ですので、売り上げ激減状態になっても仕方ないと思ってました。思い切って、人が来なくても気にしないようにしました。
当たり前ですけど、コワーキングスペースで人が来ないのは即売り上げ減ですから、運営者にとってはストレスです。私の場合、時には人が来るのもストレスになってしまうんですけど。どっちもストレスなら、人が来てストレスは性格上しょうがないので我慢して、せめて、人が来ない時にストレス感じないようにするという方向に考える。これ、実は有効なんじゃないですかね?
唯一のイベント「ノラヤサイエンスバーvol.9」では、タイムリーな気象に関する話で、大雨や台風の話をたくさん聞くことができました。参加者も「普段の疑問をこの機会に…」とばかりに積極的に質問していたので、「熱い」と表現したくなるような雰囲気でした。いやー、濃かった……
9月はやっぱり週に4日オープンですが、3つイベントやる予定です。カレーの会も復活します。(予定)。
「ノラヤ」を応援してくださってありがとうございます
こんなタイトルで書き出すと、私だったら
「残念ですがこのたび……」と悪いニュースか?と勘ぐるのですが、そうではありませぬ。
行ったことはないけど大好きな仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」さん | 酒田のプログラマー&働き方オタク 高橋剛のブログ
先日なんとなく検索していたら、見つけてしまいました。
自分の目を疑いました。
そしてうちの「ノラヤ」のことについて書かれているんだ、と確認して、じんわりと嬉しくなりました。
ありがたいです。
仙台に数多く存在する素敵なコワーキングスペース群。設備も、価格も、アクセスの良さも、運営にかける労力も、ノラヤは負けています。
そんな私ができることは情報発信です。プログラミング能力もビジネスの才気もないけど、文章を書くのは苦になりませんから。コワーキングスペースのことをもっと知って欲しい。NAVERまとめも作るし。 そしてコワーキングスペースの運営の実態について知ってほしい。そういうのもあって、このブログを書いているのです。
そんな地道な行為をですねぇ。
初めて認めてもらったような、そんな気がしました。
「コワーキングスペース/シェアオフィス空間による協創型ワークプレイスの出現」を読んだ
コワーキングスペースについての研究成果をまとめた本があると知り、買って読んでみました。
コワーキングスペースやシェアオフィス等を総称したものを「共同型ワークプレイス」として、それ全般について調査したものです。不動産活用の立場からの研究なので、ノラヤ的にはピンとこない部分もあるのですが、立地の特徴とか、匿名だけどだいたいどこだかわかるコワーキングスペースの月額収益構造(つまりおさいふ事情)事例は、なかなか興味深いものでした。
なるほど、と思ったのは、コワーキングの3段階プロセスモデル(p.14)。
- 段階1:共存・共有(common)
- 段階2:共信(communication)
- 段階3:協創・協働(collaboration)
これ非常に納得できるもので、ありがちなのが段階1、共存・共有すなわち場所だけ作って、使ってもらっても、段階3の一緒になにか生み出して仕事するレベルにはひととびにいくわけではなく、そのうち消えてしまうと。
コワーキングスペースに行って名刺配って「なにかお仕事できないかな〜僕を活用してくださいよ〜」と、段階3に行きたいアピールをしたって、その人が段階2の共信、その場の信頼を得る存在にならないと進めないわけです。
行ったって役にたたないとよく揶揄される異業種交流会も、段階1だけの場ですよね。
段階1のスペースは、ぶっちゃけお金さえあれば誰でも作れます。
問題は段階2をどのように可能にしていくか。共信にcommunicationって書いてるけど、単なる会話やり取りだけでなく、信頼を軸とした安心の伴う関係が築けないと協働まで行くのは難しいでしょう。
クラウドソーシングとコワーキングスペースでの協業は対極にあるって昔誰かが言ってたんだけど、それは対面の信頼に重きをおくコワーキングと、ネットで見れる具体的実績と技術が判断材料のクラウドソーシング、の対比ということだと思います。
さてそれをふまえて、面白いなぁと思ったのは「協創分人」という概念です(p.63)。
個人(individual)のinを取ったdividualが分人、個人の中にあるいろんな顔。それが「協創分人」となると、どういう状態かというと
「協創型ワークプレイス(Collaborative Innovation Workplace)」における協創者たちは、多様な役割を担い、その場ごとに顔を持ち、分人化した相互がコラボレーションすることで、価値創造に取り組んでいると考えられる。
そこで、単なる「分人(individual)」ではなく、いったん分解した個人が個々の顔で、ふたたび協働・競争するので、筆者はこれを「協働分人」と呼ぶ。また、これらの働きは、個人個人の潜在的な能力を開花させ、イノベーションを生み出す「協創型ワークプレイス(Collaborative Innovation Workplace)」の機能であることを明らかとした。
(p.63より引用)
ちなみに「協創型ワークプレイス(Collaborative Innovation Workplace)」とは、前述の段階3まで達成できているワークプレイスを、直前のページでこのように定義しています。
引用した箇所では難しく書いてますけど、はしょって言うと、コワーキングスペースでは必ずしも本業の顔だけ生きるんではなく、いろんな自分の隠れた得意なところが明らかになって、それが誰かの役に立つ。その状態が協働分人で、それがコワーキングスペースで起きる面白いところだってことです。(かなり意訳……)
これはまさにノラヤをやっている私が実感していることで、ノラヤに来る人は「何をやっている人なの?」「何が本業なの?」という人が多いです。いろいろやってる人が多いし、私自身もいろいろやる人です。なので「利用者の職業は何が多いですか」と聞かれると、困ってしまいます。
これは、そういう人がノラヤに集まるのだと思っていたけど、もしかすると、ノラヤがそういう個人を分人化させる場所だってことですかね?
普通に働いていると「個人」は「プログラマー」のように一個の肩書きしか見えませんよね。それなのにコワーキングスペースだと「こっちも得意ですよね?」と、「分人」がそれぞれ生きたりする。
「こっちも得意ですよね?」というやりとりが生まれるためにはやはり段階2の信頼を伴うコミュニケーションができてないといけない。段階1で表面的にしか知らないなら、名刺に印刷された職業の「個人」でしか、知り得ない。
となると、コワーキングスペース運営者が考えなきゃいけないのは段階2、信頼を軸とした安心してコミュニケーションが取れる関係をいかに醸成してくか。ですね。
ノラヤをオープンしてもうすぐ3年になろうとしていますが、「ダメ人間のためのコワーキングスペース」「ちょっと外れた人が集まる」などと言っていながら、やがていろんな人が来るようになってきたので、最近はちょっと考えてます。信頼できない人はフィルタリングしているつもりです。イベントも、あやしいものはしないようにしてます。サイエンスを1つの軸にしているのも信頼性向上になってるかも。
安心して来れるコワーキングスペースというのは、基本中の基本かもしれないけど、大事にしたいところです。
さて、こういう、コワーキングスペースの研究ってけっこうされているし研究成果もそれなりに海外も含め蓄積されていると思われるのに、その成果が見られるチャンスってあまりない。研究成果は運営に生かしたいのに。こうして書籍になるのは珍しいです。それとも、出ているのに私が見つけられてないのかな?
知ってたら教えてください!
コワーキングスペースは儲かるのか?2016年7月の売上公開
2016年7月の売上を公開します。
46,080円です。
オープン日は15日、うち2日イベント、利用者28人(複数回来訪を除いた純粋な訪問者数:23人)。
水曜日を定休にした上に個人的都合で何度か休みにしてしまい、オープン日は先月より5日少なく、イベントも「夏だから、うどんの会」と「WordPressもくもく会 vol.2」のみ。
当たり前ですけど、売上は大幅に減りました。回数券を買ってくれる方が2人いたので、ちょっと助かりました。
オープン日を減らしたおかげでだいぶ楽です。楽なので先月から売上1万円減ろうがしょうがないかという気分でいます。
多くのワーキングマザーが悲鳴を上げる夏休みも、なんとか乗り切れそう。
思ったんですよ。私はバックに大企業や国や自治体や助成金があるわけでなく、そういうのに一切頼らず成功している星野さん(7F)や田中さん(Co-Edo)を、目指しているんですよ……これでも
「コワーキングスペースで儲けようとは思っていないんです〜♪」と言う人より「コワーキングスペースだけで収益出てますよ?」という人の方に共感を感じてしまうというか、かっこいいなと感じる。
でも、みんな事情が違うわけじゃないですか。真似できないことがいっぱいある。
コワーキングスペースで収益出すならできるだけ多くオープンしなきゃダメだよね。当然。イベントもちゃんと定期的にやらなきゃいけないわけだよね、当然。
そういうことを、自分自身の生活基盤がしっかり保てていないまま真似しようとすると、やじろべえに不安定に荷を乗せすぎたように、ぐらぐらと揺らいでしまう。
荷を乗せたまま、基盤を安定させようと思いましたが、無理でした。
一人でコワーキングスペース運営しつつ自分の仕事するなんて、無理だとあきらめることにしました。私には、ね。他の人ならできるかもしれないけど。
そういうと「店番なんて暇そうなのに」って言われるんですけどね。気にしない。どうせどんなに言葉を尽くし説明したって聞く耳持たない人には伝わらないのだから。
「イベント増やすときついな…」と思った時は、素直に見送ることにしました。予定が入って、無理に行こうと思えばオープンできるけど、ちょっと辛いと思ったときは、あっさり休みにすることにしました。やじろべえの荷のほうを軽くすることにしました。
「コワーキングスペースだけで収益」は可能である、という実例を増やしたいです、願わくは。まぁ、その時は「ノラヤ」って形ではないかもしれないけどね。
これまでイベントごとにKPTやってきてノウハウもたまっているので、個人で、できるだけ費用を抑えてイベントやるマニュアルのようなものをそろそろ作って公開してもいいかもしれない。
コワーキングスペースは儲かるのか?2016年6月の売上公開
2016年6月の売上を公開します。
56,100円です。
オープン日は21日、うち3日イベント、利用者34人(複数回来訪を除いた純粋な訪問者数:30人)。
売上過去最高記録です!やったーヒャッハー。
でもそんな喜んでもいられないです。売上過去最高なのはイベントで参加人数が多かったからです。イベント売上も過去最高。でも、イベントって結局お金かけてやるので利益は50%〜65%。
そして、ドロップインが先月から激減しました。理由は、単に来なくなった人が何人かいるということ。うちが合わなかったのなら仕方ないです。あとは天気ですね。雨が多い。でもそれは言い訳にしてはいけませんね。来たい人はどんな天気だろうか、遠かろうが、来るので。
ノラヤはご存知の通り狭くて遠くてドロップインの場所としてはあまり魅力はありません。イベントで儲かるなら、イベントだけやるスペースになればいいのに、という悪魔の囁きも聞こえますが、やっぱり仙台の中心部から離れたところに、ひっそりと、昼寝もOKなちいさなスペースがあるという状態は、異論はあろうが仙台の価値を高めていると思いますので(今思いついたんだけど)、今後もドロップインは可能にしていきたいと思います。
ただねぇ、あと10平米くらい広ければ。もうちょっとだけ、でいいんですよ。使い方が広がっていろんな層に対応できて、イベントの時も狭くて通れないとか動きづらいとか準備しづらい問題も解決できると思う。
6月は、新しくTHE6もできました。
コワーキングスペースとは言っていませんがドロップインもあるし、実質コワーキングスペースみたいに使える場所です。キッチンがあるところ、場所の雰囲気など、渋谷のPoRTALを思わせます。正直、自分の理想に近いかも。(椅子が腰痛持ちに優しければもっと言うことないんだけど)行ってみようと思います。
平日のオープン日を減らします
2月から基本、平日毎日オープンでやってきましたけど、ちょっと思う所ありまして、7月は水曜日を休んでみることにしました。
思い起こせば昨年も平日毎日オープンをやって、8月から火曜日休みにしたので、なんか夏ってテンション落ちる、そういう時期なのかも。
そう。理由としてはぶっちゃけ「テンションが落ちた」というか「モチベーションが保てなくなってきた」というか。やっぱり「疲れた」です。
ノラヤの来店者数が増えるにつれ、新規の人が来るようになるにつれ、対人ストレスが溜まってしまったんですね。
一人でいるのが大好きな私のような人間がコワーキングスペース運営を一人でするとどうなるか。ノラヤは狭くて距離が近い上、来客も少ないので、ヘタすると何時間も1対1で接することになる。これ、コミュ障にとってはストレス以外の何物でもないわけです。でもお客様だし、コミュニケーションこそがコワーキングスペースの大事なところなわけだから、ちゃんとやらなくてはとがんばっていたんです。中には私と話したいと来る人もいるし。しかしある時、カウンセリングをしている方に「苦手だという感情を無理に封じるのはよくない。カウンセラーは自分の心を守りつつカウンセリングする方法を学ぶんですよ」と聞いて、あそうかと思いました。もしかするとカウンセラーに近いことを無防備なまま、やっていたのかもしれない。
最近すごく疲れやすくなりました。特にバイトの後にノラヤをオープンしていた火水は、強烈な眠気と疲労感でなにもできなくて、以前と比べて物事の処理スピードが落ち、やる気もなくなり、そしてなにもできない自分に自己嫌悪してました。
あとなんでしょうね、なにかと人に噛み付いてトラブることが多くなってきた、これ私自身は正当な理由があると思っているんですが、多分なんかおかしい。ストレスの表れだと思うんです。
それで、一人になる時間をちゃんと欲しくなりました。
そもそも、自分の理想の仕事場を作ろうとしてスタートしたんです。ところが全然仕事場として私は使えてない。
コワーキングスペース運営ってなんだかんだやること一杯ありますよね。問合せ対応、情報のシェア、ウェブ更新、イベントがある時はその準備、告知、申込者に対する対応。ノラヤに関連する業務が次々発生します。もちろんそういった努力が実って売上が徐々に上がってるわけですけど。
気がつけば、ノラヤ関連業務ばっかりで、私自身の勉強したいことや、やりたいことが全然できていない。
6月はイベントで過去最高の売上となりました。そしてドロップインは激減しました。火水の来店者はほとんどありませんでした。ならばどっちか閉めて自分のためにノラヤを使おうと思いました。
思い起こせば昨年、今頃からストリエでコワーキングスペース運営のフィクションを描いていて、すごく楽しかったんですよね。結果として面白い作品ができたかどうかはともかく。またそんな感じで好きなことをやろうと思います。
運営者が個人の問題でどうのこうのというのは、利用者にとっては迷惑な話ですが、運営者が倒れないのを第一に、というのは今後も守っていきたい方針です。
コワーキングスペースは儲かるのか?2016年5月の売上公開
「6月だね!売上公開マダー?5万越えた?」
そんな風に常連さんにいじられるコワーキングスペースはノラヤだけ!
楽しみって言われちゃうけど私も楽しみなんですよこれ書くの。
2016年5月の売上を公開します。
50,900円です。
オープン日は18日、うち1日イベント、1日貸切イベント。利用者38人(複数回来訪を除いた純粋な訪問者数:24人)。
売上過去2位。嬉しい。オープン日も少なく、イベントもサイエンスバー一本だったのに。来店者数0の日もけっこうあったんです。口の悪い常連さんには「ボウズ」って言われました。釣りじゃねーよ。
それでもドロップイン売上が過去最高となったのは、常連さんが増えたからに他ならないんですね。あとは天候が良いので足を運びやすかったというのも。ノラヤは、バイクや自転車でいらっしゃる方が多いのです。
そして、増える常連さんもいれば減る常連さんもいる。なにも安心できる状態でないのは変わりません。月額会員さんも減るかもしれません。いろいろ考えないと。
というわけで今月は初の試みとして、きなこ舎さんにノラヤを貸切して、イベントをしてもらいました。「ちいさな手しごと市」。とてもあったかくていいイベントでした。場所を提供した私も、楽しかったし、いい経験できましたよ。
きなこ舎さんは、常連さんでノラヤのことを知り尽くしていて店番もやってくださっているからこそ、ほんと信頼できる方だからこそ、安心して場所を提供しました。
下世話な話をすると、私がひーこらとカレー作ったり料理作ったりしなくても、貸切は同じまたはそれ以上の収入になるので、もっとやりたいです。この場所を使っていろいろやってほしい。場所を持たない人が場所を持つことで実現できることをやってほしい。
でも、ノラヤはイベントスペースではありません。誰でも借りられるスペースにはしたくない。なんなのー、あんな団体がイベントするような場所なのノラヤは。って言われたくない。だから今後も「誰でも貸すわけじゃない」という、わがままな方針で行くと思います。ノラヤが安心して利用できるコワーキングスペースであるために。
5月は仙台のコワーキングスペース界隈がちょっと揺れました。
最安のソシラボが値上げ。私は前から安すぎるコワーキングスペースは良くないと一貫して主張してきましたので、これは良いとは思います。が、2年以上に渡ってこの価格だったことで地方のコワーキングスペースのドロップイン料金が100円で「妥当」または「コスパが良い」などという認識が定着してしまったとしたら、その影響は根深いと思います。もっと早く適正価格になって欲しかった。ソシラボの後にオープンすることになったノラヤが、価格設定で悩んでいた時に「安くする必要はない」と一喝してくださった(誇張)Co-Edoの田中さんには今でも感謝しています。あの頃考えていた値段にしていたら今頃どうなっていたか……
sendaiworkspace.hatenablog.com
なお田中さんがいいこと書いてますのでこちらも併せてぜひお読みください。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edo: 『無料のコワーキングスペースにはなぜ人が集まらないのか(仮)』
そして、トキワソーホーが突然5月一杯でのクローズを発表。実はノラヤの利用者さんはトキワソーホーも併用している方がいらっしゃって、少なからずびっくりしました。私もお客さん紹介したりしたのに……
コワーキングスペースってうまくいかないと閉店しちゃうんだよ、っていう当たり前のことはもっと知られていいと思います。
ごくたまにノラヤにも「これからコワーキングスペースをやりたい」という人が来ます。個人で助成金も後ろ盾もなしにバイトしながら運営やっている私に話を聞いても参考にならないと思うんですけど。まーだいたいみなさんそこそこ余裕資金はあって(羨ましいぞ)、コワーキングスペースやれば何かいいことが起こって、素晴らしい場所になって、そんなに儲ける気がなくても維持できるようなイメージ持ってるんですけど、うまくいかなければクローズする例も少なからずありますよ、ということを話すとみなさん驚かれます。
儲けるつもりなくたってお金は出て行くし、やることはひっきりなしに山積みです。人が運営する以上、人が疲弊しきったらそれまでです。場所と家具とネットがあればできるほど、楽じゃないよコワーキングスペース運営業務。
というわけで、つい売上以外のことをいろいろ書いてしまいました。来月あたりはまたちょっと下がるんじゃないかな。
でも来月はいろいろイベント尽くしなので、運営者が倒れてしまわないよう、息抜きを最初から意識して乗り切りたいと思います。