仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

夜の自習室をお休みにします

1年ほど大体月に2回のペースでやってきた「夜の自習室」ですが、2/2(土)の実施を持って休館、つまり開催をやめることにいたしました。

理由は、運営する管理人の肉体的負担が大きいこと、そして収入が少ないことです。

簡単に言うと、「夜が苦手なのに無理してノラヤをあけるのは、割に合わない」ということです。

 

夜22まであけて、片付けて、帰宅すると23時。寝る時間はどうしても翌日になります。普通の人はこれでなんの問題もないかもしれませんが、私は長年の朝方生活で遅くても5:30には目が冷めます。睡眠不足です。

個人的な話ですが、今年は一層健康に留意しようと思っていて、その中でも自分がないがしろにしてきた「睡眠」はなんとかしなければと思っています。

また、夜オープンのために息子には1人でご飯を食べてもらうことになります。夕食の時間は数少ない親子のコミュニケーションの時間です。あまり犠牲にしたくない。

イベントを開催した場合は、夜遅くてくたくたでも、睡眠不足でも、それなりに収入があります。

ですが、夜の自習室は、ドロップインと同じ利用料です。17時から22時まであけて、収入が0〜1500円です。

ノラヤの場合、昼間オープンしていてもドロップインの人はほとんどいません。でも、昼間は私は普通に起きている時間帯ですから、肉体的負担はありません。でも夜は、だめです。ノラヤにいるのが辛くなります。なにをしているってわけではないのに、いるだけで、眠くなって、22時にはぐったり疲れて終わります。夜オープンの日は、夜に備えて昼寝をするようにしているのですが、それでもだめです。

結局、肉体のリズムが狂うようなことはしちゃだめなんですねぇ。

ノラヤは「管理人が倒れない程度に」運営するのを第一としてきています。すみませんが、ご理解のほどお願いいたします。

 

ところで、夜の自習室をはじめた当初は4人、5人と来ていただきました。「これはニーズがある!」と思いましたが、やがて利用者は多い時で3人、平均して1人〜2人となりました。

よく、twitterなどでコワーキングスペースに対し「夜遅くまでやっていたらいいのに!」「夜やってないなんて使えねぇ」という声を聞きます。

でも実際あけると、こういうわけで、とてもじゃないけど採算とれない人数しか人が来ないのです。

夜のニーズはあるのでしょうか。私は、この夜の自習室の経験から「ない」と判断します。最初の来客数の多さは、珍しさとご祝儀的なのもあったのでしょうね。

参考までに。これまでの来店者数グラフです。

f:id:sendaiworkspace:20190125135351p:plain