仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」管理人ブログ

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

コワーキングスペースは儲かるのか?2016年5月の売上公開

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「6月だね!売上公開マダー?5万越えた?」

 

そんな風に常連さんにいじられるコワーキングスペースノラヤだけ!

楽しみって言われちゃうけど私も楽しみなんですよこれ書くの。

 

2016年5月の売上を公開します。

50,900円です。

オープン日は18日、うち1日イベント、1日貸切イベント。利用者38人(複数回来訪を除いた純粋な訪問者数:24人)。

売上過去2位。嬉しい。オープン日も少なく、イベントもサイエンスバー一本だったのに。来店者数0の日もけっこうあったんです。口の悪い常連さんには「ボウズ」って言われました。釣りじゃねーよ。

それでもドロップイン売上が過去最高となったのは、常連さんが増えたからに他ならないんですね。あとは天候が良いので足を運びやすかったというのも。ノラヤは、バイクや自転車でいらっしゃる方が多いのです。

そして、増える常連さんもいれば減る常連さんもいる。なにも安心できる状態でないのは変わりません。月額会員さんも減るかもしれません。いろいろ考えないと。

 

というわけで今月は初の試みとして、きなこ舎さんにノラヤを貸切して、イベントをしてもらいました。「ちいさな手しごと市」。とてもあったかくていいイベントでした。場所を提供した私も、楽しかったし、いい経験できましたよ。

ameblo.jp

きなこ舎さんは、常連さんでノラヤのことを知り尽くしていて店番もやってくださっているからこそ、ほんと信頼できる方だからこそ、安心して場所を提供しました。

下世話な話をすると、私がひーこらとカレー作ったり料理作ったりしなくても、貸切は同じまたはそれ以上の収入になるので、もっとやりたいです。この場所を使っていろいろやってほしい。場所を持たない人が場所を持つことで実現できることをやってほしい。

でも、ノラヤはイベントスペースではありません。誰でも借りられるスペースにはしたくない。なんなのー、あんな団体がイベントするような場所なのノラヤは。って言われたくない。だから今後も「誰でも貸すわけじゃない」という、わがままな方針で行くと思います。ノラヤが安心して利用できるコワーキングスペースであるために。

 

5月は仙台のコワーキングスペース界隈がちょっと揺れました。

最安のソシラボが値上げ。私は前から安すぎるコワーキングスペースは良くないと一貫して主張してきましたので、これは良いとは思います。が、2年以上に渡ってこの価格だったことで地方のコワーキングスペースのドロップイン料金が100円で「妥当」または「コスパが良い」などという認識が定着してしまったとしたら、その影響は根深いと思います。もっと早く適正価格になって欲しかった。ソシラボの後にオープンすることになったノラヤが、価格設定で悩んでいた時に「安くする必要はない」と一喝してくださった(誇張)Co-Edoの田中さんには今でも感謝しています。あの頃考えていた値段にしていたら今頃どうなっていたか……

sendaiworkspace.hatenablog.com

 

なお田中さんがいいこと書いてますのでこちらも併せてぜひお読みください。

コワーキングスペース茅場町 Co-Edo: 『無料のコワーキングスペースにはなぜ人が集まらないのか(仮)』

 

そして、トキワソーホーが突然5月一杯でのクローズを発表。実はノラヤの利用者さんはトキワソーホーも併用している方がいらっしゃって、少なからずびっくりしました。私もお客さん紹介したりしたのに……

コワーキングスペースってうまくいかないと閉店しちゃうんだよ、っていう当たり前のことはもっと知られていいと思います。

ごくたまにノラヤにも「これからコワーキングスペースをやりたい」という人が来ます。個人で助成金も後ろ盾もなしにバイトしながら運営やっている私に話を聞いても参考にならないと思うんですけど。まーだいたいみなさんそこそこ余裕資金はあって(羨ましいぞ)、コワーキングスペースやれば何かいいことが起こって、素晴らしい場所になって、そんなに儲ける気がなくても維持できるようなイメージ持ってるんですけど、うまくいかなければクローズする例も少なからずありますよ、ということを話すとみなさん驚かれます。

儲けるつもりなくたってお金は出て行くし、やることはひっきりなしに山積みです。人が運営する以上、人が疲弊しきったらそれまでです。場所と家具とネットがあればできるほど、楽じゃないよコワーキングスペース運営業務。

というわけで、つい売上以外のことをいろいろ書いてしまいました。来月あたりはまたちょっと下がるんじゃないかな。

でも来月はいろいろイベント尽くしなので、運営者が倒れてしまわないよう、息抜きを最初から意識して乗り切りたいと思います。