仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

12/11(火)、「リブライズ」のみなさんが仙台にいらっしゃいました!

去る12/11(火)、下北沢OSSCafeのオーナー河村さん、コワーカーのエンジニア地藏さん、フォトグラファーの宗川さんが、リブライズを紹介しに、仙台にやってきました。

仙台では、cocolinクラウドガーデンに。クラウドガーデンでは昼の部と夜の部と二回デモしてくれました。
私は昼の部にいましたので、簡単にレポートします。

リブライズのメンバーは基本、青春18切符普通列車の旅。一日目は東京から秋田まで。そして仙台は二日目です。早朝、秋田県横手市を出発し、当初の予定していた山形回りが使えなくなったため、北上線東北本線経由でいらっしゃいました。すごい、長旅です。列車の座席の熱さと、ドアの開閉ボタンに驚かれたそうです。(ちなみに横手ではSecretMediaBase-MIRAI-に行ったそうです。薪ストーブが燃える面白そうな場所。私も行ってみたい。)

お昼ごろ到着されましたので、まずは初めて仙台にいらした方をご案内する定番ということで、牛タン食べに行きました。(戻りが遅くなってしまい、参加者の方を待たせてしまいました。ごめんなさい。)
クラウドガーデンに戻ってからは、デモをしていただきながら、本やシステムに関するあれこれ、いろいろなお話をしました。

リブライズは、公開していくのが基本のシステム。ブックスポット(本がたくさんあって、貸し借りができる、図書館ほど大きくないけど、似たような場所)にどんな本があって、どんな人が管理していて、誰が借りていて、今まで誰が借りて、またその本は誰から寄贈されたか。またこの人はどこで、どんな本を借りているか。基本はなんでも公開、一方で、図書カードを使ったクローズドな運用もできます。
使用料は無料で、そのブックスポット独自に公開の仕方を変えたいなど、カスタマイズは有料とのこと。

実際、クラウドガーデンにあった本を使って、本の登録→貸し出し→返却という流れを見せてもらいました。バーコードリーダー(レーザー式ではなく、CCD方式の安いものがよいとのこと)でピッとスキャンするだけで、操作がとってもシンプル。
見せていただいた私達も、こういう機能があったらいいな、こういうのはできないの?と、いろいろ意見を出させていただきました。
海外でも利用されはじめて、英語版も開発中とのこと。世界に広がっていってすごいですね。

印象的だったのは、リブライズのメンバーが、本という繋がりで、普段は行くことがない(仙台も含め)いろいろな場所を回って、いろいろな立場の人からいろいろな意見を聞いて、電車や宿で開発しながら旅しているところ。とても楽しそう。(実際は大変だと思いますが…)普通はシステム開発って、どこかに閉じこもってぶつぶつ言いながら、カタカタやって、運動不足一直線な感じじゃないですか。単に快適な場所を求めて移動するノマドワーキングともまた違っていて、開発しているシステムに関係ありそうな場所を旅して、いろんなニーズを知ったり意見を聞いたりしながら開発って、面白いな、いいな…と思いました。河村さんたちも「面白がっていろいろなことをやる」と言っていましたが、大事なことですよね、「面白がる」って重要。

コワーカーの人たちって、仕事しながら面白がるのが、得意な気がする。
そういえば雑談中に出てきたんですが、OSSCafeは部活があるそうです。一人で部活している人もいるとか。◯◯部、って、セミナーを企画するより敷居が低そうで、これは私も真似しようと思いました。

そんなリブライズチームの旅は、リブライズのFacebookページに、宗川さんの撮影した綺麗な写真とともに掲載されていますので、みなさま、是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/librize
それから、公式海賊版キャラクター「ブッくん」いいです。