仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

興味を持ってくれた人と会ってみよう:CEA東北支店のIさん

興味をもってくれた人と会ってみようシリーズ。

仙台でワーキングスペースを作りたい、という件について「自分はこういうのをイメージしてる」「こういうのあったらいいなぁ」ということを私と語りたい方はtwitterのmention、DM、Facebookでメッセージ、メールなどでご連絡ください。会いましょう。集まりやら飲み会をしてわーっと話を聞けたらてっとりばやいかもしれませんが、声の大きい人に気圧されたり、場の雰囲気にのまれて意見が言えなくなってしまう人もいるでしょう。誰より私がそうです!少数派も含め、多様な意見が聞きたいです。
それで、こういう話が出たよ、ということを当ブログで公開していきます。そうすれば、仙台でどういうニーズがあるのか、オープンになって、他にもいる仙台にワーキングスペースを作りたい人の参考になるじゃないですか!素晴らしい。
私が動けるのは基本、平日昼間になります(ごくまれに土日も)。それでも良い方は「会いたい」とご連絡ください。
なお、当方が不安を感じる方とは会いません(共通の知り合いがまったくいない、初対面の方など)。私も自分の身を守りたいし、私になにかあったら私だけでなく子供が一番困りますから。

なんでこのシリーズを始めたか説明しますと。
2月に「仙台にワーキングスペース作ろう研究会」を宣言して依頼、「私も同じようなことを考えていました」「応援します!機会があればお話したいです」という反応が、twitterFaceBook、メール、いろんな手段で10件くらいありました。そういう反応はすごくうれしいです。いろんな人の意見は聞いてみたいんです、自分の考えだけじゃ絶対失敗するなと思っているから。既に、宣言して、情報収集して、東京のPAX Coworkingに行って、当初考えていた自習室的なものから、毎日のように脳内のイメージが変わってきてます。でも、どうしたらいいのかわからず、特にアクションも起こさずにいました。

先日、首都圏コンピュータ(CEA)のIさんから連絡がありました。メールではなく、突然、電話で。びっくりしました、6年ぶりです。
「ああ、まだこの番号で良かったんですね!いろいろ、ご活躍の噂はきいていました。どうしていらっしゃるかと思ったら、ブログを見ましてね。良かったらお茶でも飲みにいらっしゃいませんか?」
かつて個人事業主になりたての頃、CEAに興味を持って説明を聞きにいったことがありました。その時お会いしたのがIさんです。Iさんはとても懐が広く、ご自身も様々な経験を経て現在の仕事に就かれたこともあり、多様な事情を抱え個人事業主になろうとしている人たちの話をじっくり聞いて、アドバイスしてくださる、とても頼りになる方です。CEAには結局登録はしなかったのですが、人を紹介してくださったり、飲み会に呼んでくださったり。時々近況報告に行くと、いつも興味深い話をしてくださいました。しかしここ6年ほど、疎遠になってしまっていました。
明るく力強く安心感のあるIさんの声を聞けたのがあまりに嬉しく、早速会いに行きました。やっぱり思っているだけでなく、ブログに書くのは大事だな、と思いながら。
相変わらず朗らかなIさん。まずは近況報告。そして改めて、どうして仙台でワーキングスペースをつくろうと思ったかをお話しました。Iさんの方からは、近年の状況と、やはりなにかしら交流の場のニーズが出ていて、実際勉強会などもやったりしている、というお話をうかがいました。
「自宅兼事務所では集中できないと皆言いますね。同じ理由で、今、ここに来ている方がいるんです。紹介しますよ」また新しい方を紹介していただきました。個人事業主のHさん。自己紹介してお話すると、なんと元同じ会社!共通のお知り合いもいました。「嬉しいね、こういう出会いは!」と、Iさんもニコニコしてます。ひとしきり業界の話などで盛り上がりました。最近会社を辞めて独立する人が身の回りに急増している、という話をすると、
「私は、東北でがんばろうとしている個人事業主の方を応援したいんです。CEAの人でも、そうでない人でも同じですよ。仕事の仕方は人それぞれだと思いますが、個人事業主というくくりなら同じですから。同じような立場の人が交流できる機会があると、いいですね」と、Iさん。お互いなにか動きがあったらまたお会いしましょう、と話してお別れしました。
あー、嬉しかったなぁ。

Iさんとお会いしたことで得られたことを3つまとめてみます。(なんとなく。)

仙台で、個人事業主が自宅以外で仕事したいというニーズは、確実にある

あるだろうなとは思っていました。
でも、普段客先常駐のような方でも、勉強など、何かしら自宅以外の場所が欲しいという方はいるようです。考えてみれば、自宅、会社、それぞれに居場所があるのがサラリーマン。(事務所がなければ)自宅にしか居場所がないのが個人事業主。これは、客先に行っている方も同じなわけです。

個人事業主は、交流したいと思っている

個人事業主といってもいろいろあるけど、いろいろあるからこそ、交流したい思いはあるようです。自分はtwitterFacebookでなにかとやりとりはしてるけど、常に客先にいるような人は、そうはいかない。
常駐先の社員の方とも立場が違うし、みんなどうしてるんだろうと思うのかもしれないですね。

交流する機会があれば、新たなリンクが生まれる。それは、その場を用意した人にとっても、嬉しいことだ

この日、Hさんという方をご紹介いただきました。偶然にも類似の部分がたくさんあって、とても嬉しい出会いでした。その時、Iさんがとても喜んでいたのが印象的。
もし自分が、ちょうどぴったりな人を結び付けられることができたら、やっぱり嬉しいだろうな。それをきっかけに新たな何かが生まれたら、嬉しいだろうな。交流が芽生える場所があったら、たくさん新しいものの誕生に、寄与できるかもしれない。そんなことを、勝手に妄想して、うん、やっぱり仙台にワーキングスペースを作ろう!と、モチベーションアップしたのでした。

……というわけで。
やっぱり人に会って自分の考えを話し、人の意見を聞くのは大事だな、と思いました。それで、興味を持ってくれた人と会ってみよう、と思い立ったわけです。