仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

無理しないでいきましょう / 4周年の野望

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仙台は今日で35日連続で雨が降りました。明日も傘マークがあるので36日も狙えますね。

さて、久しぶりにここんとこ考えていることを。

 

少し無理していたかなぁと思いました。

トラブルで、しばらくお休み。悔しかったです。この悔しさをバネにがんばろうと思った。ノラヤもちゃんとまともなんだぜ。そう言いたくて、他のコワーキングスペースの真似して、イベントとか、がんばりすぎていた気がします。やりたくないこともやろうとしていたかも。だって、ドロップインが期待できないなら、イベントで収入を得ないと。

しかしがんばればがんばるほど、やっぱり人は離れるんですね。参加者は思うように増えない。

 

最近、荻原魚雷さんの本読み直して、自分がノラヤにどういうのを求めていたか原点を思い出しました。

私が居心地いいと思うスペースがノラヤなのです。起業家でもベンチャーでも若手でもクリエイターでもデザイナーでもアフィリエイターでもない、復興支援でもない、壮大な夢を持っているわけでも月に300万円稼ぐビジネスを開発したいわけでもない。地を這うように、地道に生きている人でも、気後れせずに居られる場所。

他のコワーキングスペースが何をしようと、他のコワーキングスペースはノラヤではない。できた経緯も規模も投入できるリソースも目指すところも違うわい!私は私なりのやりかたでやっていけばいい。

私は収入を得るために働かなければならないので、その時ノラヤはお休み。それはおかしいし恥ずかしいことだと思っていたけど、そういうのもありなんじゃないかと思えてきました。

 

いつのまにか、激戦区仙台のコワーキングスペースで4年近く生き残っていました。

仙台の中心から外れた場所に、おしゃれでも広くもない、便利でもない、週に3日だけ開く妙なコワーキングスペースがある。

そんなのを、面白いと思ってくる人(は、おそらくものすごく少数だと思いますが)に、少しでも存続している間に届いたらいいなと思います。

ビジネスではなく文化……かなぁ。

 

とにかく「ああ稼がなきゃ、イベントやらなきゃ、あれやらなきゃこれやらなきゃ」に、ちょっと疲れました。不本意なことはしない、無理しないでいきます。

私は別にノラヤに命をかけてるわけでもないんで。

 

で、4周年までは資金が持ちそうです。(おい

また宴会やろうと思います。いつもみたいにノラヤでもいいけど、どっかお店でぱーちーしたいなぁ。