ドロップインが減ってもコワーキングスペースが生き残るには
これは、コワーキングスペース運営者限定のブログアドベントカレンダーに参加したブログです。
前回の大阪府豊中市のコワーキングスペース「Umidass」の霜野さんからバトンを受取りました。霜野さんのブログ、1年半、コワーキングスペースのスタッフをやって思ふこと | コワーキングスペースUmidassもぜひ読んでください!
さて、私は仙台市青葉区のコワーキングスペース「ノラヤ」をたった一人で運営している宗形です。オープンして3年経ちました。
すみませんアドベントカレンダーの説明には「いかにコワーキングスペースの運営が楽しいのかをシェアしましょう!」って書いてあるんですけど、正直、そういうネタはないです。
ノラヤ、ドロップイン利用者が減ってます……(楽しくない)
ただ、ノラヤだけではなく仙台のスペースどこでも減ってるらしいのです。
なぜ人がこなくなったか原因も考えてみましたが、ちょっとそれは後日のブログにとっておきます。
ここはひとつ前向きに!新年を迎える心構えとして!「たとえドロップインがゼロでもノラヤが生き残るにはどうしたらいいのか」を考えて見ようと思いました。
1. 管理人が楽しく使う
ここは私がそもそも自分の理想の仕事場を考えて作った場所ですからね!一人でも楽しく仕事に使います。
仙台に雰囲気のいいコワーキングスペースは数あれど、こたつで昼寝ができるコワーキングスペースはノラヤだけです。たまに駅前に出ていって疲れると「ああ…ここにノラヤがあったら…」って思いますもん。それに、電子レンジ・お湯・オーブントースターまで揃っています。ドレッシングもふりかけもあります。箸もスプーンもあるから、コンビニで「けっこうです」と言ってエコな人アピール。店の前にバイクや自転車も置けてありがたいです。町中で困るのが駐輪場で、特にバイクの虐げられてる現状はほんとつらいんですよね!地下に降りていかないといけないとか面倒なんですよ。見えるところに置けるのほんといいです。
それ以前に管理人がちゃんと仕事を見つけないとだめですけどね……
2.ノラヤ以外でノラヤコミュニティイベントを企画
実はノラヤ管理人はいろんなところをフラフラするのが好きなので、1か所で管理人業は向いておりません。今更気づいた。*1
そんな管理人の趣味と実益を兼ねて、ノラヤから飛び出して常連のみんなといろんなことをしようと思います。ノラヤ以外でなにかやったらノラヤにお金が入らない気もしますが、ノラヤでできることって限られてます。場所の制約ってあるんですよね。限界を感じつつあります。だからノラヤでできないことをノラヤ以外でしたい。
去年は
・ノラヤの近所で飲む会
を何回かして、とても楽しかったし、
・芋煮会
は毎年恒例で、やっぱり楽しかったし。
「なんかこんなことやりたいけど一緒に行きたい、遊びたい、飲みたい、旅したい」みたいなのでノラヤコミュニティを活用できたらなぁと思っています。
で、実はさっそく企画してまして、
1月か2月には「湯治宿に泊まって自炊して宴会して2017年の野望を考える温泉コワーキング」、3月には「米沢のコワーキングスペース『スタジオ八百萬』さんと一日店長チェンジ」。いやー楽しみだー。
3.常連さんにもっと貸切で使ってもらう
2.でノラヤでできることには限界があるって書きましたけど、正直まだまだ気づいていない活用法があるような気がします。
広いテーブル全部使って絵を描くとか。ミシンでひたすら縫うとか。大量の物資の仕訳とか。ひきこもるとか。もっといろいろ使えるような気がする。
これまで貸切で、ちいさな手しごと市とKnowledge BBQに使っていただきました。どちらもとっても新鮮な体験でした。他の人に使ってもらうとノラヤの違う面が発掘されて良いです。
イベントやりたいんですけど…主催したことないんですけど…っていう相談も受け付けておりますので、ぜひ一歩踏み出すのにノラヤを使っていただきたいです!
もっと考えたいですが時間切れなのでこのへんで終わります。
本当は、「ドロップインが駄目ならイベントたくさんやればよい」んですけど、管理人が家庭もあるので、時間なくてできないんですよ。
「いちげんさんもOKな、安い場所貸しに徹すればいい」というのもありますけど、質の悪いへんな使われ方はされたくなくて。
そういう制約のある中どうしたらいいか、引き続き考えていこうと思います。こういうのコワーキングスペース運営者ならではの苦悩ですね。面白いっちゃ面白い。
明日は、大阪のコワーキングスペースコモンルーム中津の寺西みはるさんです!
*1:そろそろ本気で店番を探したいかもしれない