仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

電話を無くしてしまったわけ

すこし前にノラヤの電話をなくしました。

ウェブのトップページ表記をなくし、IP電話サービスも解約しました。

なんで電話をなくしたのか理由をちょっと書いておこうと思います。

1.へんなセールス電話が来る

地元新聞会社のフリーペーパーの広告掲載宣伝が来ます。もちろん無料じゃありません。数万かけて印刷媒体に載せてもなぁ。

回線セールスも来ましたね。光は契約済みって言ったら「じゃぁコピー機とか」って言われました。じゃぁ、ってなんじゃ。

関係ないけど電話じゃなくて直接訪問で消火栓広告の人が来たときはびっくりしました。既に広告イメージと提案書作ってこられて。でもこれもお断りしました。

2. ウェブを見ればわかることを電話で聞いてくる

電話をかけて来る方の言うことで圧倒的に多いのが「今から行きたいんですけど?」です。

いや今日土曜日ですから!いや、今、夜7時ですから!オープン時間Webに書いてるのに。

「恐れ入りますが営業日は………」とていねいに説明すると、相手は「あ、そうなんですね!では営業時間確認して伺います!」と言ってくれるのだけど、絶対いらっしゃいません。ふと思い立って問い合わせしてみて、やってないならいいや、ということなのでしょう。

しかし、ノラヤの不規則営業時間が災いしていて、営業日時がわかりにくいという可能性があります。なんとかfunction.phpをいじって営業日時をでっかく出るようにしましたがどうでしょうか。

「そういう電話があるなら、土日や夜のニーズがあるのでは?」と思われるかもしれませんが、そう思って夜や土日あけても結局ほとんど利用はなかったので、ニーズはないものと判断してます。というか、あってもできません。

3.土日や夜、営業時間外にかけてくる人が圧倒的に多い

よりによってごはんを作っていたり、家族でなんかしている最中にぶちあたることが多くて、家族にも「休みの日に仕事の電話なんて」と白い目で見られたり…

 

それからちょっと困ったケースがあって、オープン30分前の時間に「あれっ居るんですか?今前にいるんですけど」とかけてこられる方。しかも何度も。居るけどまだオープンできないから入口閉めてるのに!……お客様だから、とにっこり受け入れればいいのかもしれませんけど、それに味をしめられてしまうと、オープン時間決めてる意味なくなっちゃうし。

 

そういえば閉店後に寄る人も、前は、ちらほらいました。

「ちょっと寄ったんだけど」って、それ、とても困ります!!!

飲み屋さんなら常連は「おう、一杯だけ」「しょうがねぇな」というのが可能かもしれないけど、ノラヤ管理人は閉店したらもう家事モードで、急いで家庭という主戦場に向かわなきゃならないので、時間全然ないんです。あと、閉店後だとお金払わなくてもいいような認識の人もいたりして……。だから最近は閉店時間が来たら即シャッター閉めてます。

4. 結局集客に役に立った気がしない

電話がきっかけで来るようになった方は一人だけです。

5. アプリの不具合なのか電話を取れない

smarTalkを使っていました。このブログにも書きましたが、けっこうな頻度で着信してくれなくて、結局解決しませんでした。なんだったんだろう。家の電話で試した時は確実に着信したのに。

ある日、2週間前の着信が通知されました。唐突で本当にびっくりしました。電話番号を検索したら地元の放送局だったんです。その後連絡もないので、単発の街ネタピックアップみたいなやつだったんでしょうか。テレビはちょっと怖いので別にいいです。

最後に:電話ってなんなのだろう

私は普段、電話よりメールのほうがよっぽど心理的障壁が低いし、メール等他の連絡手段がない場合に限って仕方なく電話を使うんですけど、ふつうの人はどうなんでしょうか。

電話というものを導入して、敷居を低くしたほうがいいのかもと私も思ったし、そのように勧められて導入したような気もするのですが、果たしてノラヤにとって良かったのでしょうか?コワーキングスペースの敷居を低くして、いいことはあるんでしょうか?

逆に「電話なし」のほうが、フィルタリングになるのではと思っています。

………いやー、強気ですねぇ、ノラヤは。