仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

第3回東北コワーキング連携会議に行ってきた

3/18(水)、第3回東北コワーキング連携会議が開催されました。私は第2回は欠席したので、今回で2回目です。

今回の会場はソシラボ。山形、福島、宮城からコワーキングスペース運営者および運営予定者が集まりました。参加者は15名。
最初に各スペースから近況報告。「レイアウト変更を予定している」「人が集まるようになってきている」「増席を検討中」など、良い報告が多かったです。
これからスペースをつくろうとしているところでは「コワーキングスペースって何?」といわれた時どう説明するか、苦労するようです。たしかに難しいです。うまく説明するために瀬戸内海放送のニュース動画がわかりやすい、と酒田からいらした平尾先生がお話されました。たしかにこれはわかりやすいです!
ノラヤからは

などと、近況報告をさせていただきました。


続いて、今回の会場となるソシラボの紹介が運営者の水沼さんからありました。ソシラボの特色はなんといっても一日100円という安さでしょう。無料のところを除けばおそらく全国一の安さです。その利用しやすさに惹かれて、多くの方が訪れています。オープン当初は「夕飯どうしよう」というコミュニティが中心となって作ったのですが、いまはそのメンバー以外の人のほうが多く来ているそうです。なぜかスクリーンには宴会の写真がひたすら映しだされまていました。

次の話題は「インターンについて」。この日、cocolinインターンの浜野さんも会議に参加していました。起業に関われること、主体的に運営に関われることに意義を感じているそうです。意識の高い学生さんが定員の倍ぐらいの応募してくるとか。厳しい選考をくぐり抜けた人がインターンなのだそうです。浜野さんもとてもしっかりした人で、すごいなぁ、と圧倒されました。この話題の延長で、各スペースでインターンや入居者、利用者に運営を手伝ってもらうことはあるかという話になりました。まったく運営者だけでやっているのはどうもノラヤだけらしいです。みなさん他に仕事もあるし、そうじゃないと厳しいだろうなと思います。

そして最後の話題は「各スペースの特徴を書いて発表してみよう」。
東北のスペースどうし連携しようにも、各スペースの特色を知らないと紹介しあうこともできない。だから、ここでみんなで書き出してみましょう。ということで、ソシラボの特色である壁一面のホワイトボードを利用して、スペースの運営者・運営予定者がおのおの自由に書きました。

こうしてみると、なんとノラヤの異質なことか。まず、ポジションはここだろうと思ったので一番下に書きました。

他のスペースの方は、さすがマインドマップ風だったり、きっちり箇条書きだったり。まじめです。


そして運営者が一人ずつ前に出て行って解説しました。

このあたりで、みんな内心思っていた(はず)「cocolinとノラヤは両極」が再認識されることとなり、
「『cocolinらしさ』と『ノラヤらしさ』が、単位になるんじゃない?」
「ここのスペースは、3cocolin、このスペースは5ノラヤ、とかね!」
なんていう声が出て、非常に光栄でした。
コワーキングスペースには多様性があったほうが良いし、それをへんな方向に引っ張って枠を広げる存在になれたら嬉しいと思ってます。


そういえばどういう話の流れだったか忘れましたが「怪しいスペースもできてきたしコワーキングスペースの認証のようなものがあるといい」という意見がありましたが、私は不要だと思います。コワーキングスペースは誰でも気軽に初めていいと思ってるしこうあるべきなんてのないほうがいいと思っているからです。「起業をサポートする仕組みがあるべし」とか「こういうイベントをやるべし」とか「広さは○平方メートル以上、席は何席以上」、なんて条件があったら息苦しい。認可保育園じゃあるまいし。
怪しいところは個人的には嫌いですよ。なんでコワーキングって名乗ってるの?ってところもあるでしょう。でも今のところは放置でいいんじゃないだろうかと思います。他のコワーキングスペースに有害であるような事態になったら、他の手段で対抗すべきだと思うし。


話を戻しまして。いろんなスペースの特色を運営者から直接聞けて面白かったです。
で、私はFacebookでこの内容を実況していたら、常連の方々がいろいろコメントつけてくださって、中には「ノラヤの特徴100個」を瞬時に書いて送ってくれた方もいました。そんなふうにいじられまくる運営者もうちだけでしょうね。つくづく、常連の皆様に支えられているなぁとありがたく思いました。


途中から懇親会を兼ねてアルコールを摂取しつつ楽しく話が広がっていきました。バス時間の関係で途中で帰ってしまいましたが、次回開催がまた楽しみになりました。


一方、この日は残念なことにクラウドガーデンが3月いっぱいで閉店することが発表されました。この件についてはいずれ別エントリで。