仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

ノラヤの存在意義ってなんだろう

ちょっと「ノラヤ」存続の危機だなぁと思いはじめています。最初からわかっていたことだろうそれは!という突っ込みが来そうですが。


最近、イベントを開催できるカフェやスペースが、急に増えてきました。私にもばんばんFacebookイベントの招待が来ます。頻繁に、ワークショップやイベントを開催しています。
ノラヤより安いところもあるよ。

※こうしてリンクして敵に塩を送りまくるあたり、私ってなにをやっているのかと。

ちゃんとした食べ物も出てくるカフェで、落ち着いた綺麗な内装で。プロジェクターもホワイトボードもあって。
すっごく魅力的。
そうすると、イベントをする場所としてのノラヤのアドバンテージって…………ない、よねぇ。


この事実に気付いてから、自分が「イベントだと収入増えるから、多少自分と家族に負担をかけても、やらなくては」という思考に捕われていたと、はっとしました。
それに。
「これやったら人がきそう」「こういうネタ、受けるかな」「これ、最先端だし…」どうも、そういう思考にとらわれると、空回りして、うまくいかないことが、ちょっとわかってきました。自分がやりたくてしょうがないことのほうが、人も集まります。

私は、ノラヤを「自分が居たい、欲しい場所を作ろう」と思って作りました。それがそもそもの、原点です。
だから、来る人が自分だけでも、コワーキングスペースとしての収入がゼロでも、いいって、いっそのこと思ってしまったほうがいいのかもしれない。


ノラヤのいいところってなんだろう。多くの方が「雰囲気」をあげてくださいました。
私に必要なのは、コワーキングスペースで儲けることではなく、ここを気に入ってくれている人のために、ここを存続させること。なにより私がこの場所をもっと活用して、仕事をしなければ。


ちょっといろいろ身辺の状況が変わりそうなので、思考に風が吹いたように、いままで思いもしなかったことを考えるようになりました。