仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

ノラヤオープン1周年を迎えて、思うこと。

なんと、私のオープンしたコワーキングスペースが一年持ちました。奇跡です。

10/10(金)の、オープン記念一周年祭りにはたくさんの方が来てくださいました。お祝いの品もいただきました。このへんは、ノラヤのイベントレポートに詳しいです。ぜひともそちらをご覧ください。

そもそも、常連っぽい人ができている、ということも奇跡的でありがたいことです。ここ一年間、自分の好きなように運営してきて、特に「こうしよう」とはなるべく考えずに来たつもりですが、やっぱり私なりのカラーはにじみ出ていて、何度も来てくれる人は「ダメになれる場所がいい」「非バトルタイプなところが気に入って」と、言ってくれます。
そのへんのことは、今回一周年記念プレゼンとして「ノラヤのこれまでのあゆみと今後の野望」というプレゼンをして、より一層自覚しました。プレゼンの内容は著作権的にアレなページがあるので公開しません(´・ω・`)が、その内容を差し支えない範囲でかるくなぞって、補足とか背景も加えてみたいと思います。

まず改めてプレオープンの時から振り返ると、まずビールを振る舞うイベントをやっているんですよ。んで、その後も基本ビールとか宴会ばっかりやっている。
私、ビールを飲めるコワーキングスペースがやりたかったんだなぁ、と、いまさら実感しました。
原体験はやっぱりこけむさズですね。それと、新潟の西村さんの話で出てきた、どこかの古本屋さん。店に行くと「まぁ飲め」と、ちゃぶ台にビールが出てくる、そういう話だったと思います。
その後、カレーイベントやたこ焼きイベントもやるようになって、それ以外のイベントも企画したけど、参加人数を見てみると、飲み食いイベントは人が来るけどそれ以外のイベントは人があんま来ない。みんなが求めていることって、やっぱりそっちなのかなぁと思いました。
ノラヤの財政的にやばい話もちょこっとして…(今思うと、一周年なのになんとテンションの下がる話をw)解決策が特にないけど、せめて営業日以外にリピーター限定で貸し切り対応も始めようかな、なんていう話もしました。(実際これは直後に話がありまして、いずれ貸し切り料金についてアナウンスします)
今後の野望は、あくまで「野望」なんで、実現不可能なことを話しました。
ノラヤがいくら魅力的なイベントやって魅力的な場所になったとしても、今の場所では10人も入れないわけですよ。キャパに限界がある。5人もいれば、居心地悪く思う人もいるかもしれない。
だから、もーちょっと広いところに移れたらなぁ、と。ちょっとでいい、だだっ広いと掃除がめんどくさいし、今のノラヤの「強制コミュニケーション」的カラーも薄れてしまうので。
そして、ちゃんと飲食店許可を取りたい。本格的な飲食店はやらないです、バイト等で経験してものすごく仕込みとか在庫管理とか大変ってわかってるから。あくまでメインはコワーキングスペース。びくびくしないで、もっと堂々とごはんとかコーヒーとか出したい。仕事もできてイベントもできて、ごはんも食べられる。
目指すは、ノラヤのメインユーザであるところの、独身中年おっさんのサードプレイス。なんて言ってしまいましたが、おっさん以外ももちろん歓迎であることは変わりません。ただ、ノラヤのダメな感じはおっさんが一番求めているのかなと。


そんなことを話しました。
今後も当分はノラヤがあると思います。いつまであるかは不明です。
ですが明日もあるなら明後日もあるのかもしれません。
やっぱりビールを飲みつつ、書いてみました。