仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

ナリワイ・コワーキングスペース

ノラヤは「辺境・非バトルタイプ」コワーキングスペースと言ってます。この、「非バトルタイプ」というのは、伊藤洋志さん著「ナリワイをつくる」に出てきた言葉です。

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

※この本はノラヤにあるので読みたい方は来てください。

久しぶりに読み返してみて、やっぱりかなりの部分は忘れていたので、再び新鮮な思いで大いに頷きながら読んだんだけど、ナリワイ十か条っていうところにきて、おやっと思いました。
ノラヤってこの十か条にとてもあてはまるんじゃないか。ノラヤって、私のナリワイの一つになるように、やってたのかも。無意識に目指していたんだと気づきました。
「ナリワイをつくる」からナリワイ十か条を引用し、ノラヤの現状と照らしあわせてみます。


やると自分の生活が充実する。→はい、そうです。いろんな人が来てくれて、いろんなことを知ることができて、面白い……という、コワーキングの本質的なメリットはもちろんあります。さらに、自分の通う場所ができたことでメリハリがついて生活が引き締まります。朝晩、開店・閉店のルーチンワークをすると、場所を運営してるって実感があり気分がいい。

お客さんをサービスに依存させない。
→はい。誰も依存していません。

自力で考え、生活を作れる人を増やす。
→たぶん…はい。ノラヤでは過剰なサービスはしないで基本自分で考えて行動してもらうので。なにかをしてもらう場所ではないです。

個人ではじめられる。
→はい。個人でやってます。

家賃などの固定費に追われないほうがよい。
→いいえ。固定費には追われまくってます。なるべくかけないよう、工夫はしてるつもりですが。

提供する人、される人が仲良くされる。
→はい。管理人と仲良くなるのは必須ですね。誰とも喋らず、ただの作業場所を求めている人には他の場所をお勧めします。

専業じゃないことで、専業より本質的なことができる。
→はい。専業じゃないです。私の場合何が専業なのかよくわかりませんが、少なくとも主な収入源は別です。

実感が持てる。
→はい。バーチャルの世界ではない、紛れも無く実在する場所ですから。

頑張って売上を増やさない。
→はい。頑張ってません。頑張ると私が具合悪くなるので。

自分自身が熱望するものを作る。→はい!自分が居たい場所を作りました!


こうしてみると、十か条のうち9個が当てはまってますね。
「自力で考え、生活を作れる人を増やす」あたりを、もっと充実させたいなぁ。ノラヤでこれやって、なんだー自分にもできるわ、って思ってもらう体験が、あるといいなと、ぼんやり思っています。
「固定費に追われない」の部分だけは、どうしようもないので、困ったなぁとしか言いようがないですね。