仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

コワーキングするといかに自分が仕事していないかがわかる

最近、コワーキングスペースを利用する人が、増えてきたように思います。おかげさまで最近は、クラウドガーデン店番の時に、奥の椅子で意識をなくすことができません。(すみません)
ネット検索でたどりつく方も多く、やたら検索にひっかかるこのブログも、仙台のコワーキング推進に貢献しているようで、たいへん素晴らしいことです。誰かに褒められたいです。

さて、そんなわけでコワーキングする機会も増えました。
コワーキングしていると「私って全然仕事してないんだなぁ」と実感します。

音が全然違います。
普通の人は、
カタカタカタっ、カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ、カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

私は、
ぺし。……………………かたかた……ぽち。(誰かにいいね!した)…………………………………………ぺち。(誰かのtweetをRTした)……かち、かち、かち(マウスの音)、………ぺし(たまにEnter)…………………………かち、かち、かち、………………………ぽち。(誰かにいいね!した)………………

この、圧倒的な、仕事音の違い。
これに気づいてから、「そりゃそうだ、普通の人の半分も稼げないわけだ!」と納得し恥ずかしくなりました。

一人で仕事していると、他の人の仕事ぶりってわからないから、自分がいいのか駄目なのか判断がつかなくなってしまいます。そしてきっと、堕落する方向で自分を過大評価します。「ま、これでいいじゃん」と。
でもコワーキングスペースは、誰かがいます。誰かの様子をさりげなく感じることで、私みたいに「はっ、私全然仕事してない!」と気づくことができる。他にもいろんなことがわかる。学べる。
これは、たとえ薄くても、壁を一枚隔てていたら、わかんないことなんですよね。同じ空間にいるから、ビンビン来るのよね。経験上、そう思う。


コワーキングって(いつもの主張で申し訳ないけど)そこでイベントやったりコラボしたり仕事もらえたり、が主じゃなくて、そこに他の人もいて同じ空間で仕事しているのが本質だと思う。
同じ空間にいれば、いろんなことがわかる。もちろん「何仕事してるんですか?」ってお話してもっと深く知るのもいいんだけど。なんていうか、うまくいえないけど、お仕事する人って素敵じゃないですか。
そこで頑張ってなんかしている姿が、それだけで誰かにいろんなものを与えてるかもしれないんですよ。
それはある種の希望。
人は何ができるかで価値が決まるんじゃなくて、存在するだけでありがたくなれる。
コワーキングスペースはそんなことが可能な場所でもある。
おおげさかもしれませんが、そう思いました。

さて、私もがんばりましょう。
ただいまもろもろ準備中。