仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

石巻コワーキングスペース&コミュニティ・カフェめぐり:IRORI石巻

次に訪れたIRORI石巻は、ISHINOMAKI2.0が運営するスペース。
ISHINOMAKI2.0は東日本大震災で大きな被害と受けた、宮城県の沿岸、石巻市を復興だけでなくさらに元気にいろんなことをやっていける町にしよう、というプロジェクトだそうで、単なる「復興支援」と、ひとくくりにできないような、様々なことをやっています。
IRORIは、そんなISHINOMAKI2.0の事務所にもなっているわけですね。石巻工房の事務所でもあった…のかな。
(………ということは、帰ってから調べました(^^;;)

時間がなくなってしまったので、ちょっとだけ寄ってみようかな……と、入ってみました。

奥には大きいモニター。(これは留守の時に撮ったものです)

このIRORI石巻も無料で、電源、wifi利用可能です。
グッズの販売もあり、情報発信もあり、立ち寄ると石巻のいろんなことがわかる場所になっているわけですね。ワークショップやセミナーも頻繁に開催されているようですよ。

プロジェクタが巣箱みたいなのに入っていて、可愛い。ドリンク自販機もあります。

これは、オープン!!イシノマキっていう街歩きイベントのために用意したものだそうで(これも帰ってから調べました…)。お店等のストーリーが20枚の写真で見れて、すごく面白かった。

ハーマンミラーの椅子もあったけど石巻工房の木の椅子に座りたい気分。寒かったし。

本物の火鉢の入った囲炉裏がありました(写真にはうつってませんごめんなさい)。いいですねぇ。冬になったら餅とか焼いて食べてみたい。

それで、椅子に座って「うーん帰りたくないなぁ」と、ぼけーっとしてたんですけど、せっかくだからスタッフの方にちょっとだけご挨拶してお話をうかがいました。お話してくださったのはISHINOMAKI2.0代表理事の松村さん。
普通のコワーキングスペースとはちょっと設立経緯が違って、石巻に復興支援に訪れるひとたちのために、こういう場所が必要だ、と作ったとのこと。
今日は日帰りなんですが泊りでじっくり見たいですね、と言うと「ゲストハウスもありますよ」と、復興民泊の話をしてくださいました。
「ボランティアや復興支援の目的の方だけでなく、旅行の方も利用しています。幸い、単なる安い宿というとらえ方ではなく、被災地を訪れる目的を明確に持った人たちが利用してくれています」おお、なるほど。旅するコワーカーにはぴったりですね。

というわけで、石巻の旅を終わらせ帰ろうとすると、松村さんから
「ISHINOMAKI2.0でプロデュースしたコミュニティスペースがあるので、そちらも行ってみてください」
と、おすすめしていただいたので、そちらにも行ってみることにしたのでした。続く。