仙台のコワーキングスペース事情2019年3月版
年に一回くらい更新する、仙台のコワーキング事情です。
約一年前はこんなかんじでした。
sendaiworkspace.hatenablog.com
で、現在はこうです。
ノラヤはもう閉店した扱いにしちゃってますけど。2016年ほどではないにせよ、2018年も大きな動きがあった年でしたね。
やはりenspaceのオープンが大きかったですね。なんてったってenspaceができてから、仙台のIT系勉強会、各種ビジネスセミナー、ほとんどenspaceでやるようになっちゃってますから。仮眠室まで作っているのだとか。すごいっすね。オープン当初は立地がいまいちだなーと思ってましたが、できてしまうと気にならなくなってくるんでしょうね。先日、初めて訪問してそのホスピタリティに感激しました。いきなり仙台の地にぐわーっと入りこんで、地元コミュニティが「えっ?」って驚いている間に圧倒的な存在感を示しました。
そうなると、すでに仙台にあるコワーキングスペースが苦戦することになりそうです。かつてenspaceと同じ「東北最大級」を掲げていたcocolinは2018年に五橋に移転し、運営体制も少し変わったようです。相変わらずドロップインなしの月額会員のみですが、「お試し利用」や「会議室無料」などのキャンペーンを打ち出していました。最近はtwitter以外で発信されてないようなので、ちょっと状況がわかんないですね。ソシラボはマイペースのようです。マッサージやランチ会などでがんばっているみたいです。THE6は独自の人脈が幅広く、安定しているようです。INTILAQは起業っぽいイベントの場として定着していますが、こちらもスペース運営以外にもいろいろやられているので安定しているようです。
2018年はまず、M's Houseという学生さん主体のスペースができました。今はテナントを出て休業中のようです。営業中はそれなりに賑わっていたようです。(そういえば私を呼んでセミナーという話は……まあ、必要なかったですね)
また、ZITEKI BASEというスペースもできました。こちらは「仙台には、シェアオフィスとは名ばかりのただ仕切られただけの事務所空間…コワーキングスペースとは名ばかりの安っぽい机と椅子が置いてあるだけの場所…本当にこんなシェアオフィスしかありません。」と盛大に既存スペースをdisりオシャレな場所を作ろうとcampfireをはじめましたが…(リンク先を見てください)…でも運営会社の資金が潤沢にあるようで、オシャレなスペースができ入居者も入って順調のようです。
2019年は、前にもネタにしましたが、ついにARROWSSSが4月にオープン予定です。宮城野区の萩野町という、近隣住民でなければ「え?どこ?」というような場所に、一戸建てで新築で作ってしまった。私はかつて近くに住んでいたので、「あー……あのへん」ってかんじです。主催の人は「仙台をフリーランスの聖地に!」と勢い込んでいます。
一方で、「会社を辞めたので事務所が欲しくて」という人からは、リージャスの運営するオープンオフィスの名前が出てきます。
5月には丸紅グループの運営する「M-LABEL」ができるみたいですよ!電力ビルの斜向かいの、時々名前の変わるあのホテルの建物みたいですね。
私はノラヤを閉めますが、こういった仙台のコワーキング関係の情報はこれからも追っていくつもりです。