仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

ノラヤ4周年記念宴会しました

10/28(土)に、ノラヤ4周年記念宴会を開催いたしました。はい、10/10に晴れてノラヤは4周年を迎えました。ぱちぱち。

今回の参加者は管理人含め9人。ノラヤのいつもの状況ですが、職業も年齢もみんなめっちゃくちゃバラバラでいろんな人が集まりました。

 嬉しいことに、ノラヤ4周年のお誕生日ケーキまでサプライズで用意していただきました。プレートにノラヤ4才って書いてます。ハッピーバースデーも歌いましたよ。

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そんな中、4周年記念プレゼンを行いました。こんな内容です。ちなみにスライドはCanvaというサービスを使ってます。最近一番お気に入り。

 

 

えっと、作りながら「なんだこれ、明るい話題が全然ないぞ」と、暗澹とした気分になってしまいました。こういうことすると「運営者が経営難を訴えるなんてみっともない」と、また批判されそうですが。

だって、コワーキングスペースってこういうのよくありますよね。ある日突然、シャッターがしまりっぱなし。SNSも更新がストップ。どうやら、閉店したらしいよ、と風の噂で流れてくる。えーっ聞いてない。運営者とも連絡が取れない。そんな、こんなことなら、もっと行きたかった。

……っていうよりは、今から「残り資金ないでーす!」と堂々と言ったほうが納得していただけるんじゃないですか。

ノラヤって、ケーキ屋さんの高級ケーキみたいなもんです。誰かの人生にどうしても必要なもんじゃない。ないならないで、困らない。一生食べないなら食べなくてもいい。無くなってはじめて、あら、一度ぐらい食べとくんだったわー、と言われて、でも数ヶ月で忘れられるという。

これ別に自虐じゃなくて、飲食店でもなんのサービスでも、今どき、ちまたにあふれるものは高級ケーキのようなものであって、なくてもいいもの、いらないものをがんばって売ろうとしているから苦労するんですよね。

ノラヤがなくなって本気で困る人は、私と、本を置いているうちの弟だけです。でも、ノラヤがもし最初から存在しなかったら、この日集まったような面白い人たちの組み合わせは、ありえなかったと思うのです。4年かけてできた一番の成果はノラヤに来る人達です。単なるネット上のコミュニティでなく実際にノラヤという「場」があって、そこでいろいろやることによって顔を合わせて、飲んだり食べたり学んだりして、組み上がっていったんです。やっぱり「リアルな場」が、ないとできないことってあるんですよ。そしてこの組み合わせは、もう「リアルな場」がなくなっても、残っているんじゃないかなと思っています。

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スライドにも書きましたけど、ノラヤがなくなってもノラヤ的活動は私がいろんな場所で仕掛けていくつもり。

なんて、また無くなる前提の話になってしまい申し訳ないのですが、ノラヤがあるうちに、スライドにも書いた「お菓子作り教室」「ソーイング教室」は、やってみようと思っています。

サイエンスバーのネタもいろいろご提案いただいてますので、それもやります。サイエンスバーはノラヤオリジナルですからねー。

 

ノラヤはこんなかんじで少なくとも明日、そしてその次の日、というように存在すると思います。

言い忘れましたが、2018年のRubyKaigiが仙台で行われる5/31-6/1までは(私は運営スタッフなので)、ここはあったほうが便利だと思うので、それまでは持たせます。

  

 

参加者のあけまつさんが、このようなブログを書いてくれました。泣ける。

haikara-city.com