盛岡で2ヶ所コワーキングスペースに行ってきた
先日帰省の途中で岩手県盛岡に寄り、2ヶ所のコワーキングスペースに行ってきました。
1か所目は、盛岡の川村さんが運営している「コワーキングスペースもりおか」 。
川村さんは私と同じく、個人でスペース運営をしています。助成金など受けず、うしろだてもなく、お金もたくさんあるわけではなく……でも、コワーキングスペースについては日本における黎明期からずっと勉強している方です。
盛岡にコワーキングスペースを作るんだという一念で、これまで何ヶ所か場所を変えコワーキングできる場を作り、私も3回にわたり訪問しています。
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現在はとあるビルの一階にスペースを構えています。こちらです。
「広くていいなぁ……」が、第一印象。ノラヤの倍の広さです。
「なんすかーこれ、テント張って暮らせるじゃないですか」
などと、自分基準で見てしまう私。
「でも私はノラヤぐらいの広さのほうがいいですよ」
と、川村さん。
複数の広い机、ホワイトボードもあるし、当然電源とWifiもあります。設備上のいろいろな制限もありますが、デスクワークには問題ないかんじ。
定期的に異業種交流Jellyも行っています。無職の方はそれを証明できれば無料、という仕組みもあり。すごいなぁ。残念ながらノラヤはそこまでできない……です。やはり川村さんの信念があるからこそできるのだと思います。
発達障害の方が集まるイベントもあるそうです。
コワーキングスペースもりおかのウェブはこちら。
ところで私はこの日、誕生日だったのですが、川村さんにケーキごちそうになりました。綺麗な抹茶のケーキ。美味しかったです!ありがとうございました!
そしてスマホの充電とPC作業のあと、次の目的地へ……
次はこちら。「コワーキングプレイスArukoko」さん。
「コワーキングプレイス」って初めて聞きました。全国で「コワーキングプレイス」と名乗っているのはここだけのようです。なぜこのような名前なのか、機会があったら聞いてみたいです。
こちらのサイトはまだ工事中が多いようなので情報はFacebookを見たほうがいいかも。
Arukokoさんは、数日前に利用予約をして解錠の手順をメールでもらいます。(リクルートIDがあるとべんり。)ふらっと利用できないのは不便かもしれませんが、一人でスタッフが店番する場合この仕組みは安心かもしれませんね。
場所はアーケード街のある中ノ橋のビルの二階。あとで気づいたんですが、以前うかがったフキデチョウ文庫のすぐ近くですね!
二階にあがり、ここが入り口です。スマホから解錠手続きをするとドアが開きます。
コンクリート打ちっぱなしのひろびろとしたスペースです。蛍光灯に覆いを被せて光を柔らかくしてます。
一人、月額会員さんが作業していました。
本もいろいろあります。テーブル、ハンモック。
奥はセミナーができる黒板つきのスペース。
クライミングウォールがある……下にマットしかなきゃ。
ここのエリアは床が木材です。でこぼこしてるのがおもしろい。
オーナーさんは不在だったのでパンフをいただきました。
・人と比較しない。
・人を非難しない。
・ネガティブ発言はしない。
うわー、刺さります!すみませんっ!
Facebookを見るとすでにたくさんイベントを開催されているようです。
「予約は必要ですが、いろいろな方に気軽に利用してほしい」とスタッフの方は語っていました。
盛岡に今あるコワーキングスペースは、この2ヶ所のようです。
川村さんとも話したんですが、WeWorkなど大きい所が入ってきてシェアオフィスなのかコワーキングスペースなのかわからないけど、どかんと全国の主要都市に展開されると一体どうなるんだろうと、やっぱり思いますね。
ただ、仙台に限らず、立派なちゃんとしたスペースが気がつくと閉鎖してしまう事例をみるにつけ、結局限られたガチなレジェンドコワーキングスペースと、ゆるふわな変なところが生き残るんではないかと思っています。
まぁ、根拠のない楽天さがないと、スペース運営なんてできませんね。