仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

ノラヤ・リストラクチャー

3年も営業していると、当初と事情が変わり、見直したいところも多くなってきました。惰性で毎日見ていると「そういうものだ」と思ってしまうけれど、ときおり、心機一転、考えてみるのも必要だと思います。

 

見渡すと、使っていないところ・ものが多すぎます。

1. こたつ・小上がり

ここにわざわざ座りに来る人はほとんどいません。たこ焼きイベントの時ぐらい。他のイベントの時は荷物、食材、酒置き場になっています。でも物置なら小上がりでなくてもいいわけです。

あとは管理人がひるごはん食べる時や昼寝する時に座っているのみ。

小上がりをよく利用していた常連さん達が来なくなったというのもあります。新規の方が足を踏み入れるにはやはり、文字通り、敷居が高いわけです。

2.人を駄目にするソファ

設置当初はみんなだめになりに来て写真を撮っていたけどいまや、場所をとるだけになっています。1㎡をダメにする、いや、支配してしまいます。20平米しかないノラヤの5%を占めるってどうなのよ。それに、こいつ自体の新奇性がもうほとんどなく、これがあっても「ふーん、だから?」という物になっております。

もちろん、よっかかると秒速で寝れる優れものなんですけどね。

3. 月額会員棚

この棚だけは自分で作るんだ!というこだわりを持って、板材を購入し、ずいぶん長い時間とお金をかけ、時には泊まり込み、作ったというのに、今思うとあのこだわりはなんだったのでしょう。

実際この棚を使った月額会員さんは一人しかおらず、その方も月額会員だったのはもうかなり昔なので、ただの本棚になっているわけですが、ただの本棚なら楽天ニトリで買ってもよかったのではという気分です。

月額会員が今後増えることがあってもこの棚全部埋まることはないでしょう。

4. 物々交換所

これも、ここ1年、ものが増え続けるだけで、持っていってもらえることがほとんどありません。

月額会員棚の下の方に置いているので、アクセスしづらいのはあるかもしれません。初めて来た人にはだいたいシステムを説明してるんですけど。

誰かのいらないものはやっぱりみんないらないってことなんでしょうかね。

5. オーブントースター

ノラヤで食パンが焼けるなら来ます!と言った常連さんがいたのと、ノラヤでお菓子焼けたらイベントの幅が広がるかな、と思ったのとで、温度調整のできるちょっと高いものを購入しました。

しかし、常連さんは一度しかパンを焼きにきませんでしたし、お菓子を作るイベントも一度しかできませんでした。というのもやはり、本物のオーブンと違って、トースターに毛が生えたようなムラのある加熱しかできなくて、庫内温度も均一にならず、難しかったんです。クッキーはなんとか焼けましたが、ピザはダメでした…ピザとビールの会したかったのに…お正月にはお餅を焼くことができて便利です。でも、年に数回の稼働のために買うこともなかったと思います。

 

では逆に、足りないもの。

1. 管理人席

じつは最近、デスクトップにかじりつきの作業が多いので、以前のようにノートパソコン1つでコタツや大テーブルなどきままに移動できず、奥の小テーブルをずっと占拠してしまっているのですよね……

小テーブル席は使いたい方がけっこういたのでこれはよくないと思っています。

ただ、小テーブルの裏に運営に必要な物品が置いてあり、出入りするにはここが便利なんですよ。

2. ブース席

Skype打ち合わせしたい」「Google ハングアウトで会議したい」というお問い合わせが時々あるのです。

一応、会話OKのコワーキングスペースではありますが、聞かれてはまずい仕事の話は、誰かいたら難しい。「お人払いを。俺だけ使いたい」という場合は貸切にしていただくしかないんですね。

人に聞かれていい話でも、長時間になって会話に集中すると声ってでかくなりますから、傍にいる人にとってはうるさくなります。事前に断ればかなり心証は違うので、ノラヤではそのようにしてもらってますが、可能なら、気を使わず喋りたいですよね。

あと、電話の時は外に出てもらっているんですけど、これから寒くなるし。

ある程度遮音できる「だんぼっち」みたいなのがあるといいんですけどね。だんぼっち高いですね。

3.ちゃんとしたサイズの氷も作れる冷蔵庫

今でも小さい冷蔵庫ありますけど、最低限の機能しかなく、ほとんどものは入りません。常備しているソースやマヨネーズと、飲み物3、4本。イベントの時の飲み物は入らないので、クーラーボックスを冷蔵庫代わりにしていたんですけど、だんだん面倒くさくなってきました。

なにしろ、クーラーボックスに氷を入れて冷やすために、数日前から自宅の冷蔵庫でタッパー3個分くらい氷をつくらなければならず(角氷を買うお金が惜しい)、当日は自転車で氷を持参しなければならない。すぐには冷えないのである程度時間が必要です。また、飲み物用の氷くらいは買いますが、クーラーボックスではすぐ溶けてしまいます。

飲んだり食べたりするイベントの負担を減らすために、普通の冷蔵庫が欲しいなぁとちょっと思い始めています。

 

さて、こうして眺めると、解決策が見えてくるような気がします。すこしずつ、模様替えをしていきますよ!