仙台のコワーキングスペース「ノラヤ」戦う管理人

仙台市青葉区、地下鉄北四番丁から徒歩8分のコワーキングスペース「ノラヤ」を運営している人の赤裸々なブログ。

コワーキングしている人たちのリアルな実感を集めてみた

コワーキングって話題だけど、どうなの?と、興味を持ったとしましょう。

コワーキングってそもそも何?と思って、Wikipediaの定義を見てみても、なんだか堅苦しくてよくわかんないんですよ。全っ然参考になりません(暴言)。

コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い。

コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ。
Wikipedia コワーキングより

「つながりの仕事術」というコワーキングの本も出ましたし、コワーキングスペースに、Jellyとかやってる時に、行っちゃえばいいんですが。
やっぱり、利用している人の実感が知りたいですよね。運営者の言葉じゃなくて、そこに居て仕事している人の。人の感性ってそれぞれ、違いますし。
そこで、コワーキングスペースの利用者が実際どう感じているのか?それが書かれているサイトやブログを集めてみました。

僕なりの結論はズバリ「コワーキングって人生の一部をいろんな人たちとリアルにシェアすることだよね」 である。
で、結局「コワーキング」って何なのさ?

前にも引用した、ZEN Coworkingにいらっしゃる滝口さんのブログ。「人生をシェアする」は名言。

コワーキングだけが正解じゃないのかもしれないけれど、なにも負わない自然体で個々のペースに合わせたコミュニティがそこには形成されていると思います。

「何かビジネスチャンスを得られないか?」みたいなものが最初ではなく、「そして私はここにいます」が最初であり、すぐ横での雑談が自分にとってのブレストであったり学びであったり、自分が途中から情報提供できる場であるかもしれないのがコワーキングです。
コワーキングには何があるの?

はつねさんのブログ。ネコワーキングにいらっしゃるそうです。「自然体」という言葉もキーワードだと思います。

Twitterコワーキングスペースもひとつの”ツール”でしかありません。ただそのツールは確実に人と人とが知り合える敷居を下げ、共に「楽しいコト」をできる仲間を見つける場として確実に機能しています。

僕自信はTwitterコワーキングスペースで人生が変わったと言っても過言ではありません。それぐらい自分にとって大きな影響を与えてくれた”ツール”だと思っています。

”コワーキング”は確実に僕の人生を変えた

コワーキングやtwitterで出会った人脈で仕事をしている文原さん。

1. 居場所ができる!
2. 集中できる!
3. 知識と技術の共有
4. 今日は行かないという選択肢
5. 性格の違うスペースの数々!
6. 仕事の共有
7. Wi-Fiと電源がある(笑)!
8. 仕事の意味が変わる
僕のコワーキングBefore/After!コワーキングスペースを利用して、あなたの仕事の意味を変えましょう!

西川さんのブログです。個々の1-7は、よく言われることですけど、それも含めていろんなことの相乗効果が、最後の「仕事の意味が変わる」という感覚になってくるんでしょうね。

この人面白そうだから、いつか一緒に仕事してみたいなとか、
自分では考えつかないようなアドバイスだったりアイデアをもらったりとか、
夜中に3時間くらい悩んでいたことが5分で解決したりとか、
いろいろな刺激やメリットもあるのもコワーキングのメリットだと思っています
東京で一人営業所をすると決めてからコワーキングに出会うまで

コワーキング界隈では今のところ珍しい、製造業である堀江さんが、コワーキングというスタイルを選ぶまでのことが詳しく書かれています。

フリーランスの方に、コワーキングについていろいろ伺いたいです。
フリーランスの方に、コワーキングについていろいろ伺いたいです(している、していない、スタンス等)...]

こちらは、Web制作の方向けお悩み解決サイトなのですが、コワーキングについて心配な点についての疑問のほとんどが、出ているんじゃないかと思います。

では最後に、ずらーっと色々な人の思いが見れるサイトを。
コワーキングしなければならない97のこと
「出会い」「仲間」の言葉が目立ちます。


こうしていろんなウェブを見ていて改めて気づいたんですが。偶発的な出会い、出来事を意味する言葉が多く使われていますよね。
コワーキングにおける「コミュニケーション」って、異業種交流会等の「コミュニケーション」とは違うな、とずっと思っていて、それはもしかすると主体性の違いなのかもしれない。
うーん、うまく言えるかどうか自信がないんですが、「交流」と「出会い」の違いかな。「交流」は、自分の意志で行う、交わりのイメージがありますね。主体性あり。一方、「出会い」は意志はむしろ弱く、偶然、たまたま、場を共有したから、交われる。主体性は「交流」ほど強くない。
はつねさんが「自然体」と書かれていたのを思い出しますが、私みたいに人付き合いが苦手な人間は、「交流」の場っていうと、引いちゃうんですよ。
でも、「自然体」でいたらたまたま「出会える」場だとしたら、私でも、行ってみようかな…という気になります。
人づきあいが得意な方ではない方こそ、コワーキングのメリットって感じられるのかもしれません。
私が惹かれたのも、おそらく、そのあたり。